皮膚感覚で嫌なものは、
絶対に断れ
あの場面で頭を下げなかったことで、ぼくは自分が築き上げた会社も社会的地
位もごっそり失ってしまったわけだが、全く後悔はしていない。
皮膚感覚で嫌だということを、受け入れてしまった後の後悔は、何億円稼い
だって拭えるものではないだろう。
「おとなになれ。後でいい思いをさせてやるから」という甘い誘惑で、オヤジた
ちは若者から「嫌」の感覚を奪っていく。これはとても危険な洗脳だと思う。
皮膚感覚で嫌なものは、絶対に断るべきだ。
複雑な時代を生きていても、そこだけはシンプルであるべきではないか。