コンプレックスは最大の武器
僕は、青春時代を貧乏家庭での引きこもりに捧げてきたから、
修行僧のように金欲を抑え、性欲は自分で処理してきた。
その後遺症か、いまだにお金と恋愛に対して人並みならぬ
コンプレックスがある。
まわりが青春時代を謳歌している時、僕は一人、部屋にこもり、
惰性の日々を過ごしてしまった。
社会に出てから、自分の失われた青春時代を悔やんだりもした。
でも、今ではその消えることのないコンプレックスが僕の原動力だ。
何度、鬱になってオチても、
「貧乏のままでいるのはイヤだ!」「モテないままで死にたくない!」
というコンプレックスが、僕を外に出してくれる。
数十億円ものお金を手にしても、何人の女性を抱いても、
コンプレックスが解消されることはなかった。
僕は、消えることのないこのコンプレックスがあるお陰で、
鬱と向き合いながら、力強く夢に向かうことができている。
ー 出典「バカ、アホ、ドジ、マヌケの成功者」家入一真