己について
自分の評判など気にするな
誰だって、他人から自分がどう思われたいるか知りたいものだ。
よく思われていたいし、少しは立派だと思われたいものだし、
大切な人間の部類に入れてほしいのものだ。
だからと言って、自分への評価を気にするばかりに、
聞き耳を立てるのはよくない。
なぜなら、人間というのは間違った評価を
されるのが普通のことだからだ。
自分が思うように、自分が望むように
評価してくれることなんかほとんどない。
そういうのとは全然違う評価をされてるのがまったく普通だからだ。
だから、腹を立てないためには、
自分の評判や評価など気にしてはいけない。
他人がどう思っているかなんてことに関心を向けては絶対にいけない。
そうでないと、本当は嫌われているのに、部長だの社長だの先生だのと
呼ばれることに一種の快感や安心を覚えるような人間になってしまう。
『人間的な、あまりに人間的な』
出典「超訳 ニーチェの言葉」フリードリヒ・ニーチェ
まわりの目は、確かに気になってしまうよね。
ただ、評価ばかりを気にしていても、
何にもならないよね。
他人の評価だけで、生きてなんかいけない。
腹なんか立てずに、自分でいよう。
気にするものか。